つくるのブログ 小学校受験の道しるべ

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元お受験講師が小学校受験について書きつづります

小学校受験ってなんだろう?【イチからわかる!はじめてのお受験】

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「お受験」と聞いて、みなさんはどんなイメージを持ちますか?

  1. 特別な家庭が受ける試験
  2. とにかくお金がかかりそう
  3. 試験問題が難しそう

他にもたくさんあると思いますが
ここでは上記の3つについて書いていきたいと思います。


まず、ひとつめ

1.特別な家庭が受ける試験

「特別な家庭」という表記に違和感がありますよね。むずがゆいので、わかりやすくはっきりと言います。

・由緒正しい家柄である

・学校とつながりがある

せっかくなので
これらについて考えてみましょう。

由緒正しい家柄

つまり名家のご子息というものです。お受験では最強ツールです。
これに勝るものはありません。合格が約束されています。

「それなら、やっぱり、うちの子はお受験無理かなぁ。」

と思ってしまった方は、よーく考えてみてください。名家ってそんなにたくさんあるものではございません。

由緒正しい家柄の数は限られています。

実力でご縁をいただけることもできるのです!

学校とつながりがある

先ほどの由緒正しい家柄に比べるとハードルがグッと下がります。

下品に聞こえてしまいますが、わかりやすく「コネ」と書いちゃいます!

でも実はこの「コネ」、少し厄介でもあります。

なぜか?

強かったり弱かったりするからです。

例を挙げてみます

「兄姉が通学している」

時々、この条件で安心してしまう方がいらっしゃいます。
願書や面接において有利になる場合もありますが、
難関校になりますと、お子さまの試験結果次第になります。

しかし次の場合は、また話が変わります。

「祖父母も母(父)も卒業生」

こうなると強くなります。
つながりがあると言えます。
もちろん、お子さまの試験結果も大事です。

そして学校とつながりがある方は、そのつながりを大切にしていきましょう。

「うちは一般家庭だし、コネも無い。やっぱりお受験はあきらめよう・・・」


そう思った方、まだまだ諦めるのは早いです!

なぜなら

「コネ」がある方も、数に限りがありますし、
しかも最強のコネは、ごく一部なのです。

はっきり言ってしまえば

弱いコネのお子さんと、コネの無いお子さんにほとんど差はないのです。

じゃあ「合格する子」ってどんな子?
と疑問に思った方も多いはずです。
こちらの記事を読んでいただければと思います。
tsukuruno.hatenablog.com


続いて2つめのイメージ

2.お金がかかりそう

正直に言いますが、その通りです。
お受験をするためには、それなりにお金がかかります。

最低限の準備をするのにも、お金はかかります。
家庭学習や塾に通うためにも、お金がかかります。

じゃあ、やっぱり

一般家庭のお子さんは本当に無理なのでしょうか?


結論から申し上げますと

そんなことは、ありません。

合格したご家族の中には、
共働きの家庭も多くいらっしゃいました。

もちろん

お父さんがお医者さんだったり大企業の役員だったり、
という方も多くいらっしゃいましたが、
お金持ちのお子さんが合格したのか?
というと、そうではありませんでした。

大丈夫です。

普通の家庭のお子さんも、お受験して合格できます!

ただし
志望校選びを慎重にすることが求められます。

いまだに「共働き家庭」を敬遠する学校もあります。
家柄を重んじる学校や一般家庭の枠がとても少ない学校もあります。

憧れの学校に入学させたいと思う気持ちだけで
志望校を選択しない方がよいと思います。
気になる学校の説明会や見学会、学校行事に参加をして、色々な学校を見てみるのも良いと思います。
国立の小学校を受けるのもよいでしょう。

小学校受験は志望校選びがとても大切です。
小学校受験は学校選びからはじまる!?【失敗しない志望校選び】 - つくるのブログ 小学校受験の道しるべ

そして、さいごの3つめのイメージ

3.試験問題が難しそう

難しいかどうかは別として、小学校受験の問題は特殊です。
中学校や高校、大学受験とは、試験内容が全く違います。

ざっと一般的な試験項目を挙げると

プリント問題、制作、絵画、運動、行動観察、巧緻性、面接など

いわゆるペーパー問題だけではなく、多岐にわたります。

あたりまえですが、小学校受験は就学前のお子さんが受けるものです。

今までの勉強の成果を見るための試験ではなく

学校に入ってから、ぐんぐん伸びていく可能性を持っているかどうか?

ということを、学校側は知りたいのです。

つまり小学校の先生方に

是非うちの学校で学んでほしい!

こんな子がクラスにいたらいいな!

と、思ってもらうことが何よりも大切なのです。

そのためにするべきことはたくさんありますが
しっかりと準備を進めて、お子さまの負担が少なくしてあげましょう。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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