【小学校受験体験談】『本番の試験で起きてしまったこと』
今回は、実際の考査で起きてしまったエピソード
をご紹介します。
「本番で何があったの?」Aさんのお話し
幼児教室に通ってくれていたAさんは、
自宅の近くの私立小学校を志望していました。
超難関校というわけではありませんが
ペーパーテスト、行動観察、運動、制作、面接など総合的な力が試される学校です。
これが得意!というわけではないタイプの子でしたが、それぞれの課題をこなすことができる
総合力のあるお子さんでしたので
「志望校はAさんに向いている」と私たちは思っていました。
本番の考査日
試験が終わってすぐに、Aさんは教室に遊びに来てくれました。
試験内容をしっかりと教えてくれることもできましたし、笑顔で「とても楽しかった」と言っていましたので、私たち大人はホッとしたのを覚えています。
しかし、結果は合格をいただけませんでした。
何かあったのかな?
その後すぐに、その私立小学校の先生方と
お話しさせていただく機会があったので
私はAさんのことを聞いてみました。
すると、ひとりの先生がAさんのことを
とてもよく覚えていらっしゃいました。
その先生がおっしゃるには
教室を移動する際に、廊下に飾ってある在校生の展示物を触って落としてしまった。
移動するときの注意事項で「触らないでくださいね」とあえてお話をしている。
試験の結果は合格ラインに到達していたんだけれど、約束ごとが守れるかを全体を通して見ているので、合格に至らなかった。
とのことでした。
学校は「約束を守れるか」を重要視します。
「やってはいけない」と言われたことをやってしまったので、合格は難しいとの事でした。
Aさんはお教室では、元気がありすぎたり
乱暴することは一切ありませんでしたが、
廊下を歩きながら『ついつい』壁を手で触ってしまったり、
運動で順番を待っている間に『ついつい』
隣の子に話しかけてしまうことがありました。
時間が経って緊張感が和らぐと、ついついやってしまう。
ということが多かったのです。
もちろん、その都度、本人に話しをしたり、
ご両親の面談でも何度かお話しをさせていただいていたのですが「ついつい」の癖は本番で出てしまいました。
小学校受験は、いわゆる試験の出来不出来だけでなく、あらゆる面を見て、合否を判断しているんだなぁ。と改めて実感した出来事でした。
不思議なことですが、日ごろの行動が本番で出てしまうことが多いのです。
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理英会の総合問題集です。
CDがついているので指示を聞き取る力も付きます。
よくまとまっている教材だと思います。
Aもありますが簡単ですので、Bからでも良いと思います。
【おすすめ知育玩具】
▶パターンブロック(木製)
パターンブロックは実際の考査でしようされることもあります。
遊びながら脳を鍛えるとても良い玩具です。